コロナ禍で浮き彫りになった連絡業務の限界
Q1.CareLoopを導入する前、どんな課題を抱えていましたか?
もともと一斉連絡は手間がかかっていましたが、コロナ禍で一気に深刻化しました。
「明日から面会禁止」「急ぎで書類を用意してほしい」など、すぐに伝えなければならない情報が次々に発生し、従来の方法では対応しきれなくなりました。
当時、連絡手段は電話か請求書への書類同封の2択しかなく、100名近いご家族様に一人ずつ電話をかけ、つながらない場合は何度もリストを確認しながら再連絡。1回の対応に1時間以上かかることも珍しくなく、ほかの業務が止まる原因にもなっていました。
さらに、つながらないまま連絡を終えると「聞いていない」「知らなかった」とクレームにつながるリスクもあり、スタッフへの負担が大きい業務のひとつでした。
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LINE活用への抵抗感は意外にも
Q2.LINEを活用するCareLoopの導入に不安はありませんでしたか?
LINEはすでに広く普及しているツールなので、80代・90代のご家族様でもお孫さんなどにサポートしてもらいながら登録いただけたケースもあります。
施設側でも登録サポートを実施し、友達追加や設定を一つずつ丁寧に案内することで、結果、大きな混乱なく運用を開始することができました。
現在は、9割の利用者様に紐づくご家族様がCareLoopへの登録を完了しています。




