現場に本当に合うものを選びたい

Q1.これまで使っていたメーカーから、プラッツのベッドを導入された理由を教えてください。

これまで、当施設ではパラマウントベッドやフランスベッドを使用してきました。 今回は新しくベッドを導入するタイミングで、せっかくなら他のメーカーとも比較してみようと思い、プラッツにデモ機を持ってきていただきました。実際に触れてみると非常に使いやすく、機能面でも魅力的だったため、導入を決めました。
特に良かったのは、4モーターが搭載されたモデルを提案していただけた点です。2～3モーターが主流の中、頭部の角度を細かく調整できる仕様は、誤嚥リスク軽減にもつながると感じました。
また、「40度くらい上げて」などの感覚的な表現でも通じやすいため、利用者様にもわかりやすく、職員の操作しやすい大きなメリットでした。さらに、タイヤの動きが非常にスムースで、ベッド全体としての扱いやすさにも満足しています。
そのほか、L字柵の膝当てクッションなど、これまで見たことのなかった工夫を提案いただいたことも新鮮でした。
「とりあえず同じメーカーに」という選び方ではなく、“より良いものを選ぶ”という視点で向き合えた導入だったと実感しています。

“つながり”が生む人材確保

Q4.採用に向けた学校との関係づくりは、どのようにされていますか？

当法人では、総合学科高校の初任者研修の授業に外部講師として参加しています。
夏の期間に何コマか授業を担当し、その後は実地研修として2日間施設に来ていただく流れになっています。
このような取り組みは、学校や生徒さんに施設を知ってもらう良いきっかけになっていると感じています。

学校とのつながりは以前からあったのでしょうか？

Q5.運用の中で苦労したことはありましたか？

中学校とは昨年度から講話活動の機会をいただきました。
高校については、7～8年前から年1回程度の関わりがあり、ここ3年は授業にも講師として継続的に参加しています。
今年度は高校から1名の新卒採用が決まりました、さらに、2年前には3名、その前の年には2名の実績があります。福祉の専門学校が近隣にないという地域的な事情もありますが、だからこそ中高との関係づくりが重要になっていると考えています。